無題のドキュメント

 

さあ何を書こうかな、さっきまで何か書こうと思っていた。

書こうと思っていなければはてなブログでこうしてこのページを開くことはないのだろう。こうしてパソコンの画面に移る白いページに思考を溢れさせていると思わず忘れてしまうことがある。それはこのページを閲覧する人がいるという事だ。

インターネットというのは非常に奇妙なものでこの垂れ流している思考を部屋で一人で書いているというのに、その向こうには無数の目があるというのだ。このページに辿り着いた誰もがこの文字をその2つの目で眺めているのだ。

しかし、僕が一方的に見られているだけなのだろうか??これは双方向のコミュニケーションなのではないか?? この文字を追うことで、僕の思考を追う事で、僕の思考を負うことが出来る。今あなたが追っているこの文字は僕の思考である。この文字を追えば追うほどあなたの中に僕が入っていくのだ。僕は東京に住んでいる。僕は街を散歩するのが趣味である。あなたの中にどんどん僕の情報が刷り込まれていく。今僕はパソコンの画面を通じてあなたの頭に侵入している。読もうと思ってしまったのがそもそもの間違いなのだ、拒否する事は出来ず、この僕に対して何らかの感情を持てば持つほどあなたの頭の奥深くに入っていく。もう忘れる事はできない。

 

これが僕のはじめまして